Re.Ra.Ku 武蔵境店
どこか欠けてる十三夜の月
2022.10.08 19:48

今日、10月8日は「十三夜の月(じゅうさんやのつき)」です。
「十五夜の月」とセットで、古来より名月の誉れ高い月夜です。
十三夜の月は満月の一歩手前、少し欠けた姿に趣があると、
平安の世からその美しさが称賛されています。
先まくりいま二夜をば満てずしてくまなきものは長月の月
―――『丹後守藤原為忠家百首』 十三夜月
平安後期を代表するの歌人で『千載和歌集』の撰者、
藤原定家の父としても有名な藤原俊成が十三夜を詠んだ作です。
満月にはまだ二晩足りない十三夜の月こそが、満月以上に輝いている……
未完成にこそ究極の美があると、十三夜の月で表現されています。
この十三夜の趣をテーマに織り込んだ名作文学に、樋口一葉の『十三夜』があります。
明治中頃、裕福な家に嫁いだ娘が、夫の理不尽な仕打ちに耐えられず、
折しも十三夜の夜に実家に戻るところから話が始まります。
切々と苦しみを訴える娘に母は同情するも、父は離縁を思いとどまるよう諭します。
実は長男が嫁ぎ先の夫の口利きで職を得ており、離縁となっては大事になる可能性があったのです。
また幼い子供の存在も離縁の障害となります。
封建的な社会にあっては、妻は耐え忍ぶのが美徳であり、娘の思いはわがままにも受け取られる。
結局、娘は離縁を諦め、自宅に引き上げていく……。
ここまでが前半。
ここで終われば、女性が自由に生きることができない時代を象徴的に描いただけの物語なのですが、『十三夜』は違います。
後半は、娘が人力車に乗って自宅へ帰る道すがらから始まります。
この人力車の車夫が、偶然にも結婚前の恋人だったことが判明します。
元恋人の男は娘が裕福な男と結婚すると決まってから自暴自棄となり、
放蕩三昧の末、安宿を根城にするその日暮らしに身をやつしていました。
二人はお互いの身の上を語り合いながら、とぼとぼと夜道を歩いていく。
娘と男を照らすのは、どこか欠けた十三夜の月ばかり……。
物語の結末はどうか本編をお読みいただければ思います。
明治時代の著作ながら、女性の視点から世相を越えた人間性が深く描かれており、読む人によって様々な解釈が可能な本作。
不完全な月の光が乱反射して、登場人物たちの心のうちが物悲しく表現されています。
月は満ちる前こそ美しい……
そして、お疲れは、疲れてしまう前にこそ、解消したい……
疲れてしまうその前に、
当店はいつでもお客様のご来店をお待ちしております。
十三夜の月を見上げたら、当店を思い出してください!
今夜は月の隣に木星も並んで見えますよ!
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
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