Re.Ra.Ku 三軒茶屋店
世田谷ぶらさんぽ その2/三軒茶屋店
2020.07.09 13:16
いつもご利用ありがとうございます。
三軒茶屋店スタッフ後藤です。
前回の「世田谷ぶらさんぽ」に続き、今回は招き猫寺として有名になった「豪徳寺」をお散歩します。
元々は前回紹介した世田谷城をおさめていた吉良家ゆかりのお寺で、その後、彦根藩(現在の滋賀県)のお殿様・井伊家の江戸における菩提寺(代々の位牌をおさめるところ)になりました。
浅草の「今戸神社」と並んで、「招き猫」発祥の地のひとつとされています。
ではまず豪徳寺の招き猫伝説についておさらいしておきましょう。
江戸時代、この辺りは彦根藩井伊家の領地でした。
彦根藩2代目のお殿様である井伊直孝が、鷹狩の帰りにお寺の門の前を通りかかったところ、和尚さんの飼っている白猫の「たま」が手招きをしていたそうです。
そこで一行がお寺に立ち寄ったところ、外は急な雷雨に。
お殿様は雷雨の災難を避けられたことは猫のおかげと喜んで、このお寺を江戸の菩提寺とすることにしました。
のちにこの猫が祀られた「招福殿」が建てられ、手を挙げた猫の姿をかたどった「招福猫児(まねぎねこ)」がつくられるようになった…
と、いうのが豪徳寺の招き猫の由来だそうです。
ゆるキャラブームの火付け役にもなった彦根城のマスコットキャラ「ひこにゃん」は、この招き猫伝説を元に誕生したそうです。
招福殿におまいりしすぐ横の道に入ると、
大小さまざまな「招福猫児」が!
ところでお気付きの方もいるかと思いますが、これらの「招福猫児」は金運や商売繁盛を意味する小判を持っていません。
これは、井伊家が「武家」であり「商家」ではないためだそうで、
猫は機会を与えてくれるが、結果(=小判)が手に入るかは努力次第!
という意味もあるんだとか…。
寺務所でいただくことができる御朱印も、招き猫が描かれているそうです。
招福殿の西側には「彦根藩主井伊家墓所」があります。
墓所は神聖な場所なので写真はありませんが、猫に招かれた井伊直孝、幕末の江戸で大老という役職につくも「桜田門外の変」で暗殺された井伊直弼など、井伊家ゆかりの方々のお墓です。
境内は樹木など自然が多く、四季折々の風景が楽しめそうです。
拝観の方だけでなく、スケッチブックを抱えて絵を描いていらっしゃる方も。
梅雨があけたらぜひまた訪れたいですね。
それでは今度は「世田谷八幡宮」に向かいます!
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