こんにちは。

Re.Ra.Ku　小田急マルシェ伊勢原店の吉田です。

突然ですが、睡眠ってちゃんととれてますか？

リラクにご来店くださるお客様から話を聞いていると、十分に睡眠がとれている方はたぶん３割もいない。

睡眠が大事だとはわかっているけれど、なんだかんだちゃんと取れなかったりしますよね。

で、今回のテーマは「寝ないとどうなるのか」

過去の断眠実験を引用しつつ、自分自身で最近実験した断眠の感想について紹介したいと思います。

２６４時間の断眠に成功した少年

これまでで最も有名な断眠実験は、サンディエゴの当時高校生だったランディ・ガードナーの断眠実験。

彼はその実験で約11日間、時間にすると264時間の断眠に成功しました。。

その間彼の身に何が起こったか。

• 1～2日　眠気や倦怠感
• 4日目　自分がプロスポーツ選手であるとの誇大妄想。
• 6日目　幻覚
• 9日目　視力低下、被害妄想
• 11日目　記憶障害

おおむねそんな感じ

実験後彼は14時間ほど眠り、その後数日は普段よりも多く睡眠をとった。

そしてしばらくすると普段通りに戻ったとのこと。特に後遺症もなかったそうな。

睡眠がいかに人間の機能不全を起こすのかが良く分かる実験ですね。

ちなみに動物を使った強制的な断眠実験では、一定期間の断眠で最終的にはみんな病気になって死んでしまうそうです。

神奈川県で行われた2160分の断眠実験

神奈川県のリラク伊勢原店に勤める吉田（29歳男性）は、2019年5月、休日を使って約2160分（36時間）の断眠実験を行った。

1日目

起床１１時

起床後しばらくは、眠気と戦う。

しばらくしてから仕事。夜までは特に眠気も無く普通に過ごした。

仕事後、ゴールドジムにて筋トレ。

断眠開始から13時間。

この時点では身体に異変は無し、集中したトレーニングを行うことができた。

当たり前である。まだ寝る時間ではない。

深夜、ジムから帰って夕食を食べた後、入浴。

その後趣味のブログ執筆を行う。

ブルーライトを浴び続けているため眠気が訪れず、朝6時までぶっ続けでＰＣを叩き続ける。

心地の良い朝だ。

なんとなく眠気が来たので布団に入るも上手く寝付けず。2時間ほど布団に入るも眠れないため、この時点で断眠実験を決意した。

8時に布団から抜け出し朝食。

この時点で21時間の断眠。

「布団に入っている間も普段よりも強い寒さを感じたよ・・・。

身体が重く、ふくらはぎや前腕、背中に筋肉痛のような痛みがある。

コンビニまで朝ごはんを買いに行ったが、歩くときに普段よりも30％くらい身体が動きにくい。

「これまで付けてきた筋肉がみんな敵になったのかと思ったよ」

思考力、判断力も低下。交差点で「今車が突っ込んで来たら避けられないよな…」などと思った」と、本人は語る。

2日目

朝食後はブログを再開。

彼がアドセンス広告で収益化するために細々と続けているブログだ。

コンビニまで歩いたこともあってか、朝食後は割と頭もクリアになった。

ブログも2記事ほど執筆。

このあたりで強い眠気が発生。

アニメを見るなどしてやり過ごす。

彼はいつもプライムビデオでアニメを観ている。

この時点で起床からおよそ25時間。

この眠気の波をやり過ごすと、再び頭はクリアになる。

身体のだるさも感じない。

が、ＰＣのミスタイプは普段よりも2割増しくらいで多い印象。

確実に集中力は落ちている。

文章はスラスラ出てくるが、参考サイトや文献を検索するのが普段よりも億劫。

昼食後は、そこそこ眠い時間帯と、クリアな時間帯を繰り返す。

やはり普段よりも思考力や判断力、記憶力などに低下が見られた。

深く考えるような事は絶対にしたくない。

しかし夜７時ごろはとても調子がよかった。

テンションの上がる出来事があり、執筆がはかどる。

１日程度の断眠であれば、精神状態次第ではまだ高いパフォーマンスは発揮できる。

だがタイピングミスは相変わらず多いままだ。

夜１１時　就寝

そろそろ明日が辛くなるので寝る事にした。

実験のまとめ

36時間の断眠実験では、以下のようなデータがえられた。

• 18時間くらいまでは特に何も問題なく、日常どおり過ごせた。
• いつも寝る時間を過ぎた辺りから、徐々に身体の痛み、ダルさ、集中力の低下を感じる。
• いつもの起床時間あたり。24時間当たりがダルさのピーク。
• その後は精神状態次第で普段どおり生活できるが、基本的に集中力、注意力、思考力などは常に30％～40％くらい低下した状態（と感じる）
• 体の操作性も若干低下（タイピングミスが3割くらい増える印象）
• 眠気を飛ばす為にコーヒーをたくさん飲んだため、常に胃が荒れているかんじ。

結論：今回の実験では、36時間以内の断眠では、18時間を越えたあたりから完結的な眠気と主観で20～30％程度のパフォーマンスの低下が見られた。だが、気合い次第である程度はカバーできる範疇。

以上、断眠実験の結果でした。

睡眠は本当に大事なのでまねしないで下さいね。

吉田

※現在は周辺店舗と統合しております。

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