Re.Ra.Ku イトーヨーカドー大森店
「第三次ブームのサウナ!話したくなるサウナの歴史」
2023.04.01 11:34
こんにちはRe.Ra.Ku イトーヨーカドー大森店です。
突然ですが皆さんサウナは好きですか?男性の多くが一度は行かれたことがあるでしょう。逆に女性の利用はこれまで少ないものの、第三次ブームと言われる今、多くの女性サウナーが誕生しています。
今回から数回にわたりそんな大人気の本格サウナの世界をご紹介していきます。
サウナの歴史
サウナはどこで生まれたか、ご存知ですか?
サウナが誕生したのは、フィンランドが発祥の地とされており、「sauna」という言葉が、世界でもっとも多くの人に知られているフィンランド語だとも言われています。
諸説がありますが、「フィンランド民族の間でサウナの利用が始まったのは今から2000年ほど前からではないか」と研究者たちの間では広く信じられています。
サウナは、フィンランドのフィン族によって6000~7000年前に生み出された健康法が元になっており、現在のサウナに似た小屋の形状になったのが2000年前。これによりサウナの本格的な利用が始まりました。
日本のサウナ史に欠かせない2つのオリンピック
まずサウナが日本へ“伝わった”のは、1956年のメルボルンオリンピック。クレー射撃の日本代表選手として出場していた許斐氏利選手が、海外の選手が利用していたサウナを知り、帰国後に東京・銀座で開業していた「東京温泉」に導入したのが日本のサウナのはじまりとされています。
その後、広くサウナが知られるようになったのは、1964年に開催された東京オリンピック。
フィンランドの選手が、滞在先である選手村へサウナの設置をしてほしいと強く希望したことでサウナ施設が建設され、世界各国の選手がサウナを利用するようになりました。これがサウナブームのきっかけです。
サ道にはじまった第三次ブームは「本格サウナ」
お風呂が各家庭に無かったころの第一次ブーム、そしてスーパー銭湯などの台頭によって人気になった第二次ブーム。そして、サ道という漫画に始まった現在は第三次ブームと呼ばれて、「ととのう」という言葉が流行になっています。
内容も変化しこれまでの「高温・低湿」から、フィンランドのロウリュやドイツのアウフグースなどの本格的な手法を取り入れた(中温・高湿)が人気を博しています。
次回はそんな人気のサウナの健康効果と“ととのう”を科学的に解明します。