Re.Ra.Ku イトーヨーカドー大森店
「怒りをコントロールするための実践テクニック2選」
2023.10.15 07:53
「怒りをコントロールするための実践テクニック2選」
こんにちはRe.Ra.Kuイトーヨーカドー大森店です。
前回に引き続き「アンガーバランス・マネジメント」のテクニックをご紹介♪
今回は怒りと向き合うための「6秒ルール」と「REACHメソッド」を解説していきます。
まずは6秒をやり過ごす!「怒りの6秒ルール」
まず初めのポイントは「怒りは6秒我慢すると抑えることができる」ということです。
驚いた方も多いのではないでしょうか?たった6秒間我慢するだけで怒りの感情はグッと抑えることができるのです。
なぜ6秒なのか。
それは怒った時の最初の6秒間にアドレナリンが大量に放出されるからです。反対に言うと、6秒経った後はアドレナリンが放出されなくなるため、怒りの感情が抑えやすくなります。
この6秒間をいかに過ごすかがアンガーバランス・マネジメントにおいて非常に大切なのです。
6秒をやり過ごす方法4選
1,カウントアップ…1~6までを数える。
2,単純作業で興味をそらす
3,小さな怒りで練習しておく
4,カウントバック…100から7ずつ引いていく
「怒ってよい」場面もある
「怒りのコントロール」とは、どんな時でも怒りを抑えるということではありません。必要に応じて怒りを“わざと”出すのが良い場面もあります。これには、3つの場合が挙げられます。
1,経済的な損失があった
たとえば、貸したお金を返して貰えないとか、持ち物を壊されるなど、貰えるはずだった収入がなくなった場合などは、物理的な損失であり、怒るべきポイントだと言えます。
2,予想できない原因だった
怒りの原因が予想の範囲外であった場合です。もし、予想の範囲内だったら、こちらが対策をしておく必要があるので、そこで怒るべきではありません。
3,大切な人が傷つけられた
自分を支えてくれる大切な人たちが傷つけられてしまった場合に怒るのは、とても大切な行為です。それは心身だけでなく、経済的に傷つけられた場合も同様です。
特に、傷つけられた大切な人が立場の弱い、子どもやお年寄りの場合は、強く主張できないだけでなく、傷つけられていることに気づけない事もあります。誰かが怒ってくれなければ、その人の傷が癒えることはありません。すなわち、大切な人を守るために怒ることは非常に重要なのです。
ネガティブな感情を受け流す「REACHメソッド」
アメリカの心理学者エベレット・ワーシントンが生み出した方法です。