Re.Ra.Ku イトーヨーカドー大森店
「怒りは自分で選んだ感情?!怒りの正体と自己理解」
2023.10.01 13:15
こんにちはRe.Ra.Kuイトーヨーカドー大森店です。
今回から数回にわたり「アンガーバランス・マネジメント」をご紹介していきます。家族や友人、職場の人とスムーズな人付き合いができれば良いのに、どうしてもイライラしたり、けんかをしてしまう。
アンガーバランス・マネジメントは、このような悩みを解消するスキルです。怒りの感情やネガティブな感情に正しい対処をすることで、円滑な人間関係をつくれるようになります。
1回目は「怒りの正体」について深堀していきましょう。
怒りの“正体”とは?「怒る」までの3段階
実は怒りの感情には、不安や焦りなどの気持ちが隠されています。こんな話を聞いたことはありませんか?
怒りの特効薬は「自己理解」!3STEPで身に着けよう
大前提として、他人は変えられません。自分の中に生じた怒り、他人から向けられた怒り。この両方に対処をするには、以下の3STEPで自己理解を進めることが効果的です。
1.怒りの感情を認める
「あ、私イライラしてるな。」
自分が怒ったりイライラしたとき、その感情を認識しましょう。このとき気をつけたいのは「怒りの感情は悪いものだ」という否定をしないことです。なぜなら感情を否定することは、自分を否定することに繋がるからです。自分を認め満たされた状態でなければ、怒りをコントロールすることは出来ません。
2.原因を把握する
「思い切って悩みを相談したけど笑ってあしらわれて、イライラしたんだよね。」
体験したことの何によって、怒りの感情が生まれたかを思い返してみましょう。相手に何らかの期待をして、裏切られた場合が多いです。その期待と現実のギャップをまずは認識しましょう。
3.本当の気持ちに向き合う
「イライラしていたけど、本当は悩みを親身に聞いて欲しくて、悲しかったんだ。」
まずは、先ほどの氷山をイメージしながら、怒りの背景にある「本当の気持ち」を見つけましょう。不安、焦り、嫉妬、恐れ、悲しみ、寂しさ等のマイナスな感情から怒りの感情は生まれます。
「怒り」は自分が選び取った感情 怒る4つの原因
人が怒る時には主に4つの原因があります。