Re.Ra.Ku 武蔵小山店
スタッフ紹介☆岩田さん☆
2022.12.03 18:20
このブログは、Re.Ra.Ku武蔵小山店で働いてみたい、Re.Ra.Ku武蔵小山店に興味がある、リラクゼーション業界で働いてみたい、そんな方々に向けてのブログです。今回は岩田さんのインタビューを、聞き手野村CLPでお送りします。
気持ちを聴くセラピスト
野村:今回のインタビューは岩田さんに来て頂きました。よろしくお願いします!
岩田:よろしくお願いします。
野村:さっそくですが、岩田さんといえば誰よりも話を聴くのが上手なセラピストです。お客様に対して、さらにはスタッフに対しても何か意識をされていることがあるのでしょうか。
岩田:どうですかねぇ。自分では話を聴くのが上手だと思っていないんですよ。上手くコミュニケーション取れないなとクヨクヨすることも多いです。ただ、元々心理カウンセラーの仕事をしていたので、その時にクライアントさんのお悩みであったり、夢や希望なども伺ってきたので、その時からのクセみたいなものがあるかなと思います。
野村:なるほどですね。私たちセラピストはお客様から話を引き出したい立場じゃないですか。その時にどうしたら引き出せるかとか、コツはあるんですか。
岩田:どうでしょう。「この人に話しても大丈夫だ」っていう安心感を持ってもらうことは意識しています。話す目的が分からないと警戒しちゃうっていうのはありますよね。いきなり「お客様の運動習慣ありますか?」と聞かれて「え、なに?尋問?」ってなっちゃうので、、例えば、筋肉がほぐれやすいことをお伝えして「普段から運動されているんですか?」って聞いたり、話の流れを大事にしていますね。
野村:それで話しやすい空気になっているんですね。とても大事な気がしました。ありがとうございます。
心と体を癒す人に
野村:そもそもこの仕事をはじめたきっかけは何だったんですか?
岩田:その、元々心理カウンセラーの仕事をしていて、それだけで食べていけないというのがあって、ダブルワークというか、歩合じゃなくて時間給で働ける仕事を探していたんです。そのなかで、普段から人と接することが出来る仕事で、なおかつ心と体は繋がっているので、体をほぐす、さらには癒すということが、クライアントさんの気持ちをほぐす、癒す本職に繋がってくればいいなということでリラクゼーション業を選びました。
野村:なるほどです。あれですよね!カウンセラーさんとして心を、このお店で体をっていうのを最初聞いた時にめっちゃ良いなって思いました!心と体が繋がっているのを本当に良く知っているからこそ、選ばれたんだろうなと思います。
目の前で変化を実感できる
野村:そんな仕事の中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
岩田:それはハッキリしていて、お客様の変化を目の前で感じることが出来た時です。自分の力によって目の前の人が楽になっていく、施術前のしんどそうな顔が、施術後に柔らかい顔になっていくのを毎回感じられるのはこの仕事の魅力だと思います。もちろん「ありがとう」って感謝してもらえるのも良いんですけど、実際に、肩甲骨が動かしやすくなりましたよね!腰のハリが消えましたよね!って、気持ちが通じ合えた時かな。うん。そういう人と気持ちが通じ合える、目の前で変化を感じられるっていう体験を日々することができる、そこにやりがいを感じているかなと思いますね。
野村:分かります!そうですよね。お客様の施術後の反応は、言葉で直接言ってもらえることもありますが、その人の体の感じというか見た感じで分かるものですか?
岩田:どうでしょう。逆に自分でも「上手くいかなかったな」ということはあって、そういう時って「楽になりました」ってお客様が仰っていても顔つきが硬いですし、肩を押さえながら「楽になりました」って言われる時は肩こりとれなかったんだなって分かります。そういうこともあるなかで、猫背だった人の背中が真っすぐになったりとか、首が前に倒れていた人が綺麗に後湾したりというのを見て、さらに顔つきも晴れやかになった様子も見れて「あ、この人は大丈夫だな」って安心します。なので、言葉通りにというよりは表情や身体の変化を見ることが多いと思います。
野村:なるほど。経験なんでしょうね、それが分かるのも。これまでの岩田さんの経験が磨いてきたんだと思います。
気持ちに寄り添うこと
野村:つづいて、失敗談や後悔していることなど、ありますか?
岩田:僕は失敗、ミスが多いです。1番の後悔は、寝坊して、お客様は時間通りご来店いただいたのにお店が開いてなくて、お客様をお返ししてしまったことがありました。クレームも頂戴しましたが、あれは一生後悔するでしょう。そういう遅刻をしてしまうとか、あと会計ミスとか、今では減ってはいるものの、本当に気を付けないと、ちょっとでも気を抜くと失敗してしまうので、ボーっとしないように気を付けています。
野村:たしかに岩田さんは失敗しないよう気を付けているなと身近で感じます。ただ、失敗したとしてもその後の対応が早いなと感心することがあるのですが、その点で気を付けていることってありますか?
岩田:そうですね。ミスを打ち明けるのは勇気が必要ですが、時間が経つほどお客様に失礼だと思うので、スピードは意識しています。ただ、リカバリーすることもそうですが、それよりもいかにお客様の気持ちに寄り添えるかというのを意識しています。例えば、予約時間をこちらが間違えたとして、時間を間違えた以上に、自分はないがしろにされているのではないかと悲しい気持ちにさせてしまっているのではないかと想像します。そのため、単に時間を間違えて申し訳ありませんでしたではなく、ご足労頂いたことへのお気持ちや、お客様のことを大切に想っていることをちゃんとお伝えするように意識しています。
野村:なるほど!表面的な部分でというよりも、深い部分を。それも聴き上手なのと繋がってきているんですね。
周りを考えられるようになった
野村:では、この仕事で自分が成長できたと思えることはなんでしょうか?
岩田:どうでしょう、、、あんまり成長できたっていう自覚が無いんですよね(笑)
野村:そんなことないですよ(笑)もっと自信持ってください!!
岩田:でもね、日々、大人になっているというか、何年か前の自分と比べるとああ大人になったなって思うことも結構あります。昔は自分のことしか考えられなかったです。それが周り人のこと、一緒に働く人のこととか、お客様のことをちゃんと考えられるようになったとは思います。
野村:いつも周り見てますもんね!
岩田:たしかに。リラクゼーションスペース全体で不具合はないかとか、1ヵ月単位でお客様をどう誘導しようとか、場所や時間を多角的に捉えられるようになったかなと思います。それはこの仕事をしていたからこそ身についたものだと思います。
感情に落とし込む
野村:岩田さんは全セラピストの上位4%に入る売り上げを出すなど成績面でも結果を残されているんですけど、何を大切にされていたらそういった結果に繋がったのでしょうか。
岩田:そうですねぇ。結果を出そうとか、目標にコミットしようということはあまり考えていなくて、ただ、ご来店いただいたお客様1人1人を大事にしようとしているのが結果に繋がっているかと思います。
野村:なるほどですね。お客様に対して特に大事にしていることはありますか?
岩田:なんでしょう、、、ホスピタリティというか、ちゃんと感情でお客様をもてなそうということは大事にしていますね。例えばRe.Ra.Kuには決まり事があって、最初にこれを言って、次にこれを言ってとありますが、マニュアルっぽくならないように自分の感情に落とし込んでから、自分の言葉で話すようにします。
野村:ああ、その方が説得力が増しますよね!
岩田:感情に落とし込んでというのは逆に言うと、自分が納得できないところは伝えていなかったりするので、それはお店とかRe.Ra.Ku的にどうかというのはあるんですけど。ただ、例えばご来店いただいていきなり「コースの長さはいかがされますか?」って言われても、そもそもRe.Ra.Kuのシステムとかどんなコースがあるかとか分かっていない状態なので「えー?どうすればいいの?」って不安になるじゃないですか。だから、まずは落ち着いていただけるようソファにお掛けいただいて、それからメニュー表をお見せしながらコースを説明して、その上で決めていただくのが自然かと思います。さらに初めての方に「お水か白湯はいかがですか?」って伺うのも、カタカナで「オミズカサユ」に聞こえると思うんですよね。なので「Re.Ra.Kuでは来店された方に冷たい水か白湯をお出ししているんですよ」とお伝えした上で「良かったらいかがですか?」と伺うようにしています。
野村:お客様に戸惑わせることがないようにされているんですね。勉強になります。
1時間6,000円が1万円に感じるようなサービスを
野村:それから、武蔵小山店の伸びしろはどんなところだと思いますか?
岩田:このお店のスタッフは皆さんフレンドリーで、お客様と信頼関係を築くのが上手な人が多いです。その一方で、もっとホスピタリティのレベルを上げられると良いと思います。施術以外の接遇、おもてなしの部分にもお金をいただいてサービスを提供しているので。話す言葉、見た目の清潔感、香り、音、などなど五感すべての快適さを上げることで、1時間6,000円が1万円に感じるようなサービスを提供することも出来ると思います。
野村:技術だけでなく、お店の雰囲気や私たちの接遇によって、より高い価値を提供できるということですね。そこは1つ目指していきたいところです。
正直な人と働きたい
野村:このブログは採用希望者向けの内容でもあるのですが、岩田さんはどんな人と一緒に働きたいですか?
岩田:正直な人がいいですね。嘘をつかないというか。失敗は絶対するし、自分の価値観と合わないということも必ずあります。当たり前ですけど、間違えたらちゃんとごめんなさいができて、自分と違う価値観については、自分はこういう価値観なんです、あなたはどうなんですか?ってちゃんと対話が出来る人がいいですね。もう、ここ違うんだって殻に閉じこもったりせずに、お互いの違いを認め合って関係性を築ける人と一緒に働きたいです。
野村:そうですね。上手くいくこと、いかないこと、あると思うんですけど、相談しながら一緒に成長していける仲間がほしいですね。
人生の財産に
野村:最後に、このブログを読んでくれた人にメッセージをお願いします。
岩田:ここまで読んでくださってありがとうございます。この店で働くことだったり、この店に触れることが、きっと人生の財産になると思います。それはお客様に喜んでもらうことだったり、お客様の立場からしたら、人の優しさに触れることが出来たとか体が変わる実感を手に入れることが出来たとか、たくさん財産がこのお店にはあるので、そういったものに触れていただければと思います。
野村:素敵な言葉を、、、有難うございました!
岩田:ありがとうございました。一緒に楽しく働きましょう。