Re.Ra.Ku 中野マルイ店
毛嫌いして欲しくない脂質の話
2023.02.24 10:00
ダイエットを気にして、脂質を避けがちな方も結構いらっしゃるかも知れませんが、
人体を構成する上で脂質は欠かせないモノなんです。
例えば、人体を構成する細胞の膜は、脂質で構成されています。油の膜が細胞内外の水分を隔てる壁の役割をしてくれているわけですね。
また、脳は重量の40%が脂質で出来ており、脳神経が出す電気信号がショートしないように保護するといった役割を担っています。
こんな風に、人体に不可欠な脂質ですが、その中でも、体内で合成出来ないため、外部から摂取しなければならない「必須脂肪酸」が有ります。
それが、オメガ3系とオメガ6系の油になります。
それぞれどんな食品に含まれているのか見ていきましょう。
オメガ3系は、エゴマ油、アマニ油のほか、魚介類に豊富に含まれています。
オメガ6系は、大豆油、ゴマ油、コーン油のほか、卵、バター、肉類に豊富に含まれています。
ちなみに、両者の油は、炎症反応に寄与しておりまして、オメガ3系は炎症抑制、オメガ6系は炎症促進の作用が有ると言われています。
このため、摂取量に最適なバランスが提案されており、オメガ3:オメガ6=1:2での摂取がオススメのようです。
現代の食事では、オメガ3が不足しがちと言われていますので、サラダなどにアマニ油やエゴマ油をさっとかけてみたりするのはいかがでしょう?
カルパッチョにさっとかけたら、オメガ3もたっぷり美味しく頂けそうですよね!?