Re.Ra.Ku 御成門駅前店
あなたの体質はどれ?体質に合わせた養生薬膳レシピ
2022.09.01 17:39
こんにちは、Re.Ra.Ku御成門駅前店です。
前回は簡単に中医学であなたの体質を見極める方法を簡単にご紹介しました。今回は体質に合わせて、その症状を和らげる薬膳レシピをご紹介します。ご自身の体質が分からない方は是非前回の記事からお読みくださいね。
気虚(ききょ)
気の力が不足することで、臓腑の働きが低下している状態です。具体的には疲れやすい、息切れしやすい、食欲が湧かず消化不良を起こしやすいなどの状態をいいます。気虚には「補気(ほき)」と呼ばれる気を補う食材を使います。
気滞(きたい)
気滞は気の流れが滞ることで憂鬱になりやすく、お腹にガスが溜まって張りやすい、締め付けられるような頭痛など、ストレスと関連する症状が出やすくなります。そのため、気の流れを良くするための「理気類(りきるい)」の食材を用います。

血虚(けっきょ)
血液そのものが不足することで、肌の乾燥や貧血、不眠症などの影響が出ます。血虚には血を養う「養血類(ようけつるい)」の食材を使います。
お血(おけつ)
血液の循環が滞っていることで唇が青白い、シミができやすい、体の一部分だけがのぼせるなど、栄養が全身に行き届かない状態です。お血には血液の循環を促す「理血類(りけつるい)」の食材を主に使います。

津虚(しんきょ)
血液以外の体液が不足することで、口の渇きや皮膚の乾燥、便秘などの症状として表れます。また体を冷ます働きが弱まることにより、体内からの熱の症状も表れます。そのため、「滋陰類(じいんるい)・清熱類(せいねつるい)」の食材を用います。
水滞(すいたい)
水滞は参照する資料によっては「痰湿」とも言います。体内の水分や体液の代謝異常によって水の流れが滞ることで、むくみや鼻づまり、下痢、痰などの症状として表れます。「去湿類・化痰止咳平喘類(かたんしがいへいぜんるい)」の食材を用います。

いかがでしたでしょうか。
薬膳というと“難しい”“稀少な食材を使う”“良薬は口に苦し”などのイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
日本人になじみのある身近な食材でも、体質と食材の性質を正しく理解していれば簡単に取り入れることができますし、薬膳の基本として“美味しい”ことが重視されます。
今回は特に手に入りやすい食材で作れるものでまとめたので是非作ってみて下さい。
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