フィンランドの夏は１日中太陽が沈まない白夜、冬は太陽が出ている時間が極端に短い極夜が続く。フィンランドの人たちの知恵をご紹介します。

極夜はフィンランド語で「Ｋａａｍｏｓ」（カーモス）という。
カーモスの時期は体調を崩す人が多いという。
駐日フィンランド大使館・レーッタプロンタカネン氏は「朝がつらくて夜眠れない、イライラしたり食欲が増す。フィンランド健康福祉センターによると国民のおよそ５人に１人にそのような経験があると推定されている」そうです。
カーモスを乗り切る方法として、

フィンランドの朝食はオートミールが欠かせない。
フィンランドの家庭に普及しているライトボックスという照明。
光を２０分浴びながら朝食をとるのが日課。とのこと。

体内時計を２０年以上研究している明治大学専任准教授・中村孝博さんは

「体内時計は地球上で生活するにあたってたいへん重要な機能」と話す。
体をつくる細胞には１つ１つに時計がある。
脳にある親時計とその他の子時計に分かれているそう。
不規則な生活が続くと体内時計が乱れるそう、乱れには２つのパターンがあり、

１．実際の時間と体内時計がズレている

２．親時計と子時計がズレている

体内時計が乱れていると同じものを食べていても太ってしまうのだそうです。

白夜のない日本に住める事は有り難いことですね、それでも、不規則な生活をせざるを得ない方もいらっしゃるのでは？　食事と睡眠、ストレスを溜めず体内時計を保つ事。大切ですね。

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