【閉店】Re.Ra.Ku 小田急マルシェ伊勢原店
初めてのCG制作 ~表情の設定・撮影~
2018.11.16 13:35
こんにちは。
リラク小田急マルシェ伊勢原店の吉田です。
前回、前々回から引き続き、今回も3DCG制作についてつらつらとつづっていこうと思います!
3DCG制作の流れ
今回はまず、CG制作の簡単な流れをまとめてみました。
3DでDGを作る場合、現実世界でカメラを使って撮影するのと同じことを、コンピューターの仮想空間の中で行います。
1、コンピューター上でキャラクターや建物などのオブジェクトを作り
2、動くようにセッティング
3、仮想空間上にオブジェクトを配置して
5、モーションを作って
4、仮想のライトを当てて
5、仮想のカメラで撮影するのが3DCGです。
現実空間でやることをコンピュータの計算で全て行うって凄いですよね。
それでは今回はキャラクターのセットアップ。表情作りから。
表情モーフ(モーフィング)
前回は無表情だったキャラクターに、表情を付けていきます。
表情の付け方も色々あるみたいですが、今回は3Dモデルのポリゴンの頂点を一個ずつ変形させる”モーフィング”という手法で表情を作ります。
シェイプキーという機能を使うと”元の形”と”変形後の形”を記憶させることができます。
そしてその間をコンピューターが勝手に補完してくれるスグレモノ。
まずはアイラインのポリゴンを選択して・・・
力技で変形。片方を作れば反対側は勝手に変形します。
顔のポリゴンも同様に変形させます。
すると・・・
笑顔が出来ました!
他にも
まばたきや
困り顔
ジト目なんかも!
他にもいろんな表情を作れます。
(><)←こういうコミカルな表情を作る場合はまた別の機能を使うみたいです。
撮影
次は実際の撮影風景を。
まずはモデルの配置などを行います。
キャラクターとわずかばかりの家具を用意。
(物を増やせば、その分光の反射などの演算処理が重くなって、画像としての書き出しに莫大な時間がかかる。なのでシンプルなセッティングにしています)
そしてポーズを付けます。
丸い板みたいなのがライトです。
オレンジになっているのがカメラ。
壁や床はペラペラのハリボテです(貧乏)
PC内に撮影スタジオを構築するのです。
全てCGなので、やろうと思えばベルサイユ宮殿すら再現できますよ(笑)
(技術的にできるかはおいておいて・・・)
そのまま簡易レンダリングすると・・・
こうなります。
ちゃんとライトが光ってますね。
妖艶な感じを出したかったので、紫のライトをアクセントに入れています。
今回は壁は黒い色に設定してあります。
レンダリング
レンダリングは3Dモデルに光を当てたりといった処理をやって、画像に落とし込む工程です。
カメラでいうところの現像ですね。
先程からグレーの画像がカラーに変化しているところがあると思いますが、カラーになっているのがレンダリング後の画像です。
では、先ほどのセッティングからカメラの視点に変えて、ちゃんとレンダリングしてみましょう。
光の反射がなかなかリアルですよね。
(ちなみにこれはポッキーの日に使ってもらった画像です。)
ちなみにレンダリングはすごく時間がかかります。
この1枚の画像のレンダリングにおよそ5分。
15万円もするCGクリエイター向けPCでそのくらいなので、グラフィックボード未搭載のPCだと20分くらいかかるっぽいですね。
画質を上げたり、配置するものを増やしたりするともっと時間がかかります。
それでは今回はここまで。
次回はついに最終回。
CGアニメーション制作です!
吉田
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