デヴィット ボウイ“HEROES”
こんにちは。
Re.Ra.Ku 新大塚駅前店です!
今回は私の趣味と化している(笑)、お久しぶりの音楽ネタ記事です。
2,000年代になってから、かつて時代を華麗に彩ったアーティストたちがたくさん鬼籍に入られました。
ざっと思いつくだけでも、ジョージ マイケル(元ワム!)、プリンス、ホイットニー ヒューストンなどなど……
(これはあくまでほんの一部で、20000年代には本当にたくさんの方が亡くなっています。)
なかでも個人的に最も衝撃的だったのが、デヴィッド ボウイの逝去です。
1960年代から2000年代まで、まるでカメレオンの様にその音楽性やビジュアルイメージを大胆に更新しながら、常に音楽業界の最前線でスポットを浴び続けた奇跡のアーティストです。
彼が纏っている常任離れしたオーラには、
「もしかしたらこのひとは、永遠に生きるのではないか?」
という錯覚すら覚えるほどでした。
端正なルックス。余りにも斬新な、時代を超越したかのようなビジュアル感覚。そしてその時代時代の流行を大胆に取り込み、独自のものとして咀嚼された音楽の革新性。
語るべき切り口の非常に多い、とても興味深く魅力的なアーティストです。
とはいえ、この記事の中では、その生涯や人となり、数多くの興味深いエピソードなどを紹介することは致しません(こんなブログでは到底語り切れませんし……)
しかし、その代わりにただ一曲のご紹介をさせて頂きたいと思います。
それは、歴史に残る名曲『HEROES──ヒーローズ──』です。
デヴィッド ボウイのアーティストイメージは、一般には“華麗で大胆な革新性”あたりに集約されると思います。
しかし、これは意外と語られることが少ないのですが、彼の創り出す音楽には非常に心の琴線に触れるような、美しいメロディラインをもつ曲も多いのです。
『All The Young Dudes(全ての若き野郎ども、という邦題も素敵でしたね)』。
『Five Years』
『Ledy Srardust』
『Rock N’ Roll Suicide』
『Ziggy Stardust』
などなど……
彼が生涯に発表した沢山のアルバムのなかには、こういった楽曲群に代表されるような、聴く者の感情をどうしようもなく高揚させるような気高いメロディーと構成をもった曲が沢山収録されています。そして今回ご紹介する『Heroes』は、彼の発表した楽曲群の中でも、歌詞のメッセージ性とメロディーの扇情力において群を抜く完成度を誇っています。
この楽曲は、1977年当時、ボウイが作品・楽曲制作をしていた、当時の東西ドイツを分断していたベルリンの壁が見える音楽スタジオから見た景色をもとにして創られたという逸話があります。
警備厳重な、そびえたつベルリンの壁。
その傍らでたたずむ二人の恋人。
そんな危険な場所での逢瀬など、下手したら問答無用で撃ち殺されるかもしれない。でも、その恋人たちには恐れることなく、お互いの顔を眺めている。
“何物も、僕たちをつなぎとめる手助けはしてくれないだろう。
でも、僕たちは彼ら(僕たちを脅かすもの達)を打ち倒すことが出来るのだ。
たった一日だけなら僕たちは英雄にだってなれるのだ!”
(楽曲のブリッジ→サビの歌詞です)
ボウイの頭には、ベルリンの壁のそばで危険を顧みずに逢瀬する恋人の姿に
暗い時代に押しつぶされない気高い魂を見たのでしょうか──?
楽曲の中間部。
穏やかな演奏が途中から熱さを増し、そこにオクターブを上げて朗々と歌い上げるボウイのヴォーカルが乗ってくるパートには特にグッとこみ上げて来るものがあります。
有名な曲なので、どこかで一度は耳にした事のある方もいらっしゃる思いますが、今一度、初めから終わりまで、一曲通して聴いて頂きたい──そんなすばらしい名曲です。
何か、感じるものがあるかもしれません。
それでは、また☆
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