“ととのう”を科学する!意外と知らないサウナの効果
こんにちは、Re.Ra.Kuイトーヨーカドー大森店です。次回に引き続きサウナの世界をご紹介していきます。今回は意外と知られていないサウナの健康効果と流行語になった「ととのう」を科学的に解明していきます。
サウナの体への効果一昔前のサウナと言えば男性が暑いサウナの中でじっと耐えているというイメージがありますが、現代の本格サウナは「サウナ→水風呂→外気浴」という1セットを繰り返し行い“ととのう”を目指すものに変化しています。そんな現代式サウナはどんな効果があるのでしょうか?
<熱による健康効果>熱による健康効果は一言で言うと「免疫力のUP」です。細胞が活性化されることで細胞の修復なども進みます。
<水風呂・外気浴(休憩)の健康効果>水風呂と外気浴による効果はずばり「自律神経のバランスが整う」です。これにより自律神経のバランスが主な原因である婦人科系の悩みの改善にも繋がります。
「ととのう」を科学する
サウナ室の熱の刺激と水風呂の冷たい刺激で、交感神経が極限まで優位になった後、心地よい温度の外気にふれて休憩をすることで次第に副交感神経優位となります。
また、水風呂で収縮した血管が休憩することで一気に広がって血流が全身を巡りはじめますが、この自律神経のバランスと血流の変化により深いリラックス状態になると考えられています。
温度差のあるサウナ室と水風呂を利用することで体と心に刺激を与えます。その後に20~30分ほど長めの休憩をとることで、音や光など多くの刺激にさらされている現代の生活で自分でも気がつかないような神経の興奮を静めやすくなると言われています。
「ととのう」という状態は、神経の高ぶりが静まった深いリラックス状態のことを表現する言葉として用いられています。
心の健康にもおススメのサウナ
サウナーは医者いらず?!ドイツでの調査によると、25分のサウナ入浴と30分間の休憩が、中程度にエアロバイクを漕いだときの心拍数と同程度になることから、トレーニングと同様に心臓や血管を鍛えることができたという報告がされています。他にも心臓病や認知症についてもリスクが大きく減少したことが分かっています。
いかがでしたか?意外となんとなく調子が良くてサウナに通っていた方も、知った上で意識することで自身の体調に合わせて、よりサウナを楽しめるようになると思います。