Re.Ra.Ku 新大塚駅前店
おウチ時間を楽しむ為の映画紹介②
2021.03.04 13:52
こんにちは。Re.Ra.Ku新大塚駅前店です。
緊急事態宣言が、どうやら二週間ほど延長されるようです。
コロナウィルスの世界的流行がどこで収束するのか? 全く見通しが立っていないこの状況下では、お家で過ごす時間がこれからも多くなると思います。
ならばいっそ、発想の転換!
おウチ時間を目いっぱい楽しもう♪
というわけで、『おウチ時間を楽しむための映画紹介』の第二回目です。
今回は『ストレイトストーリー』を紹介させていただきます。
ところで、映画のジャンルには『ロードムービー』というものがあります。これは、例えば主人公が旅をする過程が、一本の映画として描かれている、というものです。
途中で起こる出来事や人々との出会いとやり取りが、比較的淡々と描かれるものが多く、王道の映画のように“起承転結を波乱万丈の展開で楽しませる”という性質のものではない為か、明確な結末が描かれないまま終わことが多いのも特徴です。そしてこの『ストレイトストーリー』という映画──ロードムービーの名作と名高いこの作品は、いったいどんな作品なのでしょうか?
以下、その内容です。
若い頃の些細な喧嘩で絶縁し、もう何十年と会っていない兄が倒れたという報を受けた、田舎町に住む老人、アルヴィン・ストレイト。
すっかり老いて自由の効かなくなった身体で、彼は中古のトラクター(時速約8キロ)を買って、遠くに住む兄に会いに行くことに決める。その過程で彼は様々な人物と触れ合うことになります。浮かび上がってくるのは、それぞれの人間たちが抱える人生の物語。さらにはそこに、主人公のアルヴィン自身の抱えるエピソードなどが重なっていったりもして、観るものに深い感動を与えます。
ちょっと笑ってしまうエピソードもあれば、静かに胸に染み入るようなエピソードもあり……。
そうした過程を経て、彼は旅の最後に、ようやく兄の家にたどり着く。
長年いがみ合い絶縁状態だったふたりが、長い歳月を経て向き合うときの、そのぎこちなさ。しかし、そのぎこちないやり取りの行間から滲みだす、お互いへの決して浅くないであろう想い──。
観るものの胸にシン……と染み入るラストシーンは必見です。
同じロードムービーでも、例えば『イージーライダー』あたりの作品と比べれば非常に地味ですし、展開の起伏もそれほど大きくはありません。子どもたちと一緒に家族で楽しむぜ☆ みたいな鑑賞の仕方にはちょっと不向きです。なので、できればゆっくりと時間を使って、独りで観ることをオススメいたします。ハリウッド的な派手な、わかりやすい感動ではないけれども、ずっと胸にしまっておきたくなるような……『ストレイトストーリー』はそんな映画です。
それでは。また☆
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