雨がシトシト……
こんにちは、Re.Ra.Ku新大塚駅前店です。
雨ですね。朝からずっと今日は雨です。
通りを歩く人も少ないように感じます。
屋根を叩く雨音と、車のタイヤがアスファルトに溜まった水を散らしていく音──こんな日はどうもあまり活発に動く気にはなれず……
「ゆっくりまったり過ごしたい」
そんな気分になってしまいます。
ただ、こういうダルな日は静かな音楽を楽しむにはうってつけです。
素敵なスローバラード──何がいいでしょうか?
RCサクセションの、文字通りの『スローバラード』なんかも素敵ですけど(今の若い人は知ってるかなあ~?(笑))、他に何かないかなあ~とCDラックを漁って見つけたのこんな曲でした。
『リタ クーリッジ/We,re All Alone』です。
元々のオリジナルバージョンは、ボズ・スキャッグスというシンガーソングライターの1976年のアルバム『シルクディグリース』収録の作品です。それを1977年にリタ・クーリッジというシンガーがカヴァーしてヒットさせました。
ボズのオリジナルバージョンはちょっと土臭いというか、その独特のおやじ声(失礼……)とのっぺりした節回しが、曲の持つ美しいメロディーラインを少々打ち消してしまっている感があるのですが(もっとも、こっちの方が好きという方もいらっしゃるでしょう。あくまで個人の感想で、優劣の話ではありません)、翌年のリタ・クーリッジのバージョンは、イントロのセンチメンタルなアコースティックギターのフレーズからサビの伸びやかで情感豊かな歌唱まで、ストレートに胸を打つ美しさと切なさに彩られています。そしてこれが、今日みたいな雨の日にはス……っと心に沁みて来るのですよね。
私が中学生の時、大雨の降る日にベッドで独りごろ寝をしていたときにラジオから流れたのが、このリタバージョンのWe,re All Aloneでした。以来、雨の日と言えばこの曲のイントロが頭に浮かんでくるようになりました。1977年と言えばだいぶ昔ですね。でも、時が過ぎても朽ち果てる事の無い曲というのはあります。この曲も、そんなタイムレスな一曲だと思います。
あなたも一度、耳を傾けてみてくださいね!
それでは、また☆
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