Re.Ra.Ku 浜松町シーバンス店
「今日から人に話したくなるオーガニック」
2023.07.01 10:00
こんにちはRe.Ra.Ku浜松町シーバンス店です。
オーガニックと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
オーガニック食品、有機農業、オーガニックコットンなど、メディアや店頭で見て気にな
るものの、少し他の商品よりも価格が高く、手に取るに至らない、というような少し距離
のある形でしょうか。
近年、健康志向とともにオーガニックへの関心が高まっています。しかし、それに乗じて
基準に合わない製品も多数出回っているのも現状です。
そこで今回から数回にわたり、オーガニックとは何か、オーガニックは何が良いのか、そ
の価格の理由、そして、本物のオーガニック製品の見極め方などをご紹介します。
食に対する安全神話が崩壊した2000年
90年代以降、海外でBSEや口蹄疫などが発生し、日本でも食に対する関心が高まりました
が、まだその頃は遠くの国での騒動だと対岸の火事でした。
しかし2000年以降、日本でも食に纏わる不祥事が相次ぎました。雪印乳業がオーストラリ
ア産の牛肉を国産牛と偽っていた事件。異物を混入したひき肉を販売、輸入鶏を国産鶏と
して卸していたミートホープ事件。赤福や船場吉兆、白い恋人で有名な石屋製菓までが関
与していた賞味期限改ざん事件。
名の知れた信頼度の高い企業の不祥事は、世間に日本の食の安全神話への不信感を与え、
この頃から無農薬やオーガニックなどへの関心が高まり始めました。
オーガニックは新しい農法ではなく原点!その始まりと広がり
とても厳しい?!オーガニックと名乗るための基準
一般的にオーガニックとは、無農薬・無化学肥料で栽培されたものを意味し、大きくは有機栽培や有機農法のことを指します。ですが、農薬や化学肥料を使わなければすべてオーガニックかと言うとそうではなく、オーガニックを名乗るためには、3年以上、無農薬・無化学肥料の土壌で栽培されていること、遺伝子組み換えの種ではないこと、畜産飼料にも有機飼料を使用していること、などの規定をクリアし、認定される必要があるのです。
オーガニックの認定は、世界各国特定の認定機関で実施しており、日本では農林水産省がそれにあたります。彼らが認定した証である「有機JASマーク」がなければ、有機やオーガニック、またそれに類する表現することができません。
オーガニックのメリットとデメリット