【健康コラム】スクワットで膝を前に出さないのウソ。正しい情報って何なのか
こんにちは。
Re.Ra.Ku小田急マルシェ伊勢原店の筋肉担当吉田です。
今朝起きたら寝癖がウーパールーパーみたいになっていました。
はい、どうでもいいことは置いておいて
本屋さんに行くと、まあ沢山の健康本が並んでいますよね。
「〇〇を揉めば健康になる」とか
「〇〇を食べれば長生き出来る」とか
あたかもそれだけやってれば万事オッケーと言わんばかりの本が沢山出ています。
が、正直なところあまりにも情報がありすぎて何が正しいんだかわからないというのが、
多くの消費者の本音ではないでしょうか?
今回はそういった情報との向き合い方について、書いていこうと思います。
スクワットで膝を前に出してはいけない教のウソ
ぼくは筋トレが大好きなので、例としてスクワットを出していきましょう。
「スクワットの正しいやり方は膝をつま先よりも前に出さないで、おしりを後ろに引く方法です」
まことしやかに囁かれる正しいスクワット論。
実はこれ、ウソだって知ってました?
いつどこからこんなことが言われ始めたのかわからないですが、これだけが正しいスクワットの方法だと信じている人はかなり多いのではないでしょうか。ぼくも昔は信じてました。
トレーナーさんですら、未だにこんなことを言っている人がいます。
実際のところ、これは正しいスクワットのやり方ではなく、あくまで様々なスクワットのパターンの一つに過ぎません。
(細かくいうとそれも少し違うんですが…ここでは割愛)
上の図を見てください(きったない絵でごめんなさい…)
・ももの前の大腿四頭筋に効きやすいスクワットは、上体を立てて行います。
このときに膝は自然と前にでます。そうしないとしゃがめません。
・逆にももの裏側のハムストリングスに効きやすいスクワットは、上体を倒して行います。
このときには膝はあまり前には出ません。
こちらがよく言われる正しいスクワットに近いフォーム。
(ただし、この場合でも、膝はつま先よりは前に出ます。
つま先よりも膝を前に出さないと腰に負担がかかるため、あくまでも自然にしゃがめる範囲内でやるべきです。)
何がいいたいかというと、万人にとって正しい方法なんてないということです。
効かせたい場所によって、フォームが変わるんです。
(実際にはもっと細かく意識するポイントがあるんですが、ここではそれは説明しません)
正しいか間違っているかではない
メディアの情報って、白黒はっきりつけた情報が多いんですよね。
これは正しい。これは間違ってる。これだけやればオッケー。みたいな。
その方が受け手としては分かりやすいんですよね。
でもそれをそのまま受け入れると、自分にあった情報にはなかなか出会えない。
Aさんにとって正しいことでも、Bさんに取ってはまちがってることはたくさんあります。
なぜなら、人それぞれ目的が違うから。
目的が違うとアプローチが違うんです。
腿の前側の筋力が弱くてパフォーマンスが伸びない人に、腿の裏側を鍛えるスクワットばかりをやらせても意味ないんです。
彼に必要なのは、腿の前側を鍛えるトレーニングなんですから。
自分が何が不足しているのかは人によって違う。
自分に何が必要なのかは人によって違う。
だから健康情報との向き合い方で大事なのは、それにはどんな特徴があるのか、どんな人やどんな目的に有効なのかをチェックすることです。
正しいか間違っているかではなくて、それは今の自分に役に立つのかということを考えてみてください。
吉田
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