【健康コラム】運動による部分痩せは不可能だと言われているが・・・?
こんにちは。
Re.Ra.Ku小田急マルシェ伊勢原店の吉田です。
最近脂肪が付きすぎてきたので、実は9月からまたプチダイエットをしています。
この間風邪気味だったこともあり、2週間ほどダイエットをお休みしてしまいました。筋トレも5日もお休みを…。
2週間で体重は若干減りましたが、ウエストが1センチ以上のプラス。
完全に筋肉が落ちて脂肪が増えましたね。つらぽよです。
冬場は身体が冷えやすいので、無理な食事制限は禁物です。
食事を制限しすぎると、体温維持に必要なエネルギーまで足りなくなってしまいます。
そうなれば身体は冷えてしまいますからね。冷えは万病の元です。
さて、今日のブログは健康コラム。
今日は健康的に痩せるダイエットシリーズを久々に書きたいと思います。
さて、今回のテーマはずばり『部分痩せ』です!
あまり健康関係ないですが…笑
この部分の脂肪は落としたいけどこの部分は落ちて欲しくない!そういうのありますよね。
そんなわがままを叶える部分痩せは可能なのかについて。
またこの記事では、むくみ太りなど、脂肪以外の要素での体型変化については一切触れません。
あくまでも、”部分的に” ”脂肪を” おとすことが出来るのかという話です。
また、薬剤をつかったり、切ったり貼ったりといった外科的な方法、超音波等の手法についても触れないでおこうと思います。
その手の手法については全く造詣がないもので…
ナチュラルな手法で、つまり、運動によって部分痩せは可能か。
まず結論から言います。
「部分痩せは不可能ではないと思われる。しかし、多くの人が考えるほどピンポイントなものではない」
部分痩せは出来ないという考え方
まず、脂肪の分解や燃焼にはホルモンの分泌が関わっています。
運動などを行うと交感神経が刺激され、副腎からアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌されます。
このアドレナリンが全身に運ばれ、身体の各部分の脂肪が分解される。
そして分解された脂肪が、必要な筋肉や臓器に運ばれてエネルギーとして使われます。
つまり脂肪の分解は自律神経…脳を経由して全身で起こるもので、運動を行っている特定の部位で起こるものではないと考えられていました。
どこから痩せていくのかは、あらかじめ遺伝子によってきめられている。
部分痩せが出来ないというのは、この考え方からきています。
最近の研究では、部分痩せの可能性が示唆されている
しかしながら、近年の研究では脂肪の分解には、より局地的なメカニズムが働いていることがわかってきました。
東京大学の石井直方教授によると、運動を行うと筋肉から脂肪分解を促進する物質が分泌され、その物質が直接脂肪細胞に働きかける可能性があることがわかってきました。
このメカニズムであれば、動かした筋肉周辺の脂肪が優先的に使われるはずです。
ただし、まだ部分痩せの実証はされていないみたいなので、今後の研究に期待ですね。
実感としては
個人の実感としては、一番大きなメカニズムとしては、脂肪は全身から落ちていくと感じます。
ぼく自身何度も減量を行っていますが、毎回ほぼ(9割以上)同じように痩せていきます。
トレーニング内容などはその時で若干異なっているのですが、やはり同じように痩せていくのです。
ただし、脚トレを頑張って減量を行えば、脚の絞りが若干り際立つ感じはあります〈あくまで主観)
時間を割いてトレーニングを行っている部分ほど、仕上がりが良くなるイメージです。
ただしこれが脂肪の減少によるものか、筋肉によるものか、水分によるものか、何が原因かは分かりません。
9年間日本のボディビルの王者に君臨し続ける鈴木雅選手も
「臀部のトレーニングが上手くなってから、臀部の絞りが良くなった」というようなことを話しているようです。
これが内分泌系の問題なのか、神経系の問題なのか、あるいは血流の問題なのか。なにが原因かはよくわかりません。
しかしながら、ふだんからよく使っていて、動かしやすい部分の脂肪程燃えやすくなる可能性はあるということです。
結論
・特定の部位だけの脂肪を落とす方法は、現状では発見されていない。
・ただし、よく使う部分の脂肪は、他の部分と比べると落ちやすい可能性がある。
以上です。
吉田